信頼性の低いURLにアクセスしたことで、ウイルス感染したという話は珍しくありません。
では、どうすればウイルス感染のリスクがあるURLを回避できるのでしょうか?それこそ無数にあるURLから安全なもの、危険なものを見分けるというのは難易度が高いようにも思えます。
そこで、今回はウイルス感染のリスクがあるURLを見分ける方法、感染しないための対処法についてご紹介しましょう。おすすめの検査サービスとして「SecURL」についても触れています。
1.ウイルス感染の危険があるURLの対処法
ネット上には信頼性の低い、ウイルス感染のリスクがあるURL(サイト)が数多くあります。ついうっかり開くと感染するリスクがあるだけに、怪しいURLを見つけたときの対処法をご説明しましょう。
リスクがあるURLにはアクセスしない
「このURLは怪しいのでは?」と違和感を感じたのなら、そもそもアクセスしないのが一番です。
例えば、アダルト系や出会い系、ギャンブル系など人間の欲望を刺激するようなサイトは危険な傾向にあります。とくにこのようなサイトで「無料」を謳い文句にしているものは要注意です。
また、この後詳しくご説明しますが、怪しいURLには特徴があるのでぜひ確認しておいてください。
パソコンのセキュリティを強化する
怪しいURLにアクセスしても、パソコンのセキュリティが強力であれば感染を防げることがあります。
ファイアウォール(不正なアクセスを遮断するプログラム)やセキュリティ対策ソフトを有効にしたり、特定のカテゴリのサイトを除外するフィルタリングサービスを使用するのも有効な対策です。
ただし、対策ソフトは最新のものでないと十分に機能しないので更新はこまめに行いましょう。
安全性を調べられるサービスを利用する
ネット上にはURLの先にあるサイトが安全かどうか調べる「検査サービス」が存在しています。
「その検査サービスって信用できるの?」と心配な方もいると思いますが、有名なものであれば高い精度でウイルスを検知できますし、URLをコピペするだけで検査できるなど操作も簡単です。
この後、URLのチェックにおすすめな検査サービスが登場するのでぜひ参考にしてみてください。
2.ウイルス感染の可能性があるURLの特徴
URLを検査するにしても、すべてに行うのは大変なので対象のURLが怪しいかどうか判断する必要があります。そこで、ここからはウイルス感染の可能性がある怪しいURLの特徴をご紹介しましょう。
URLが「http」から始まっている
現在、URLの始まりには「http」と「https」の2種類があります。
「https」で始まるURLは暗号化通信「SSL/TLS」によって通信環境のセキュリティが強化されたものです。「http」がダメというわけではないですが、危険性が高まるのは確かでしょう。
ただし、最近では怪しいURLにも「https」が使われていることがあるので注意が必要です。
意味のないアルファベットの羅列
本来、URLというのはサイトを表すものとして、発信者側も十分に考えて設定します。
その為、「gahougaweougai.com(適当につけました)」のように意味のないアルファベットの羅列で構成されるURLというのは、適切に管理されているサイトではまず見かけません。
また、メインのURLの後に「/test-1」とダミーを示すような文字列があるときも危険です。
有名サイトっぽい文字列のURL
amazon.comのような有名サイトのURLはつい安心してしまいますが、実は危険なことがあります。
と言うのも、ウイルス感染のリスクがある怪しいURLの中には、こうした有名サイトのURLに寄せた文字列のものも多いのです。例えば、「amazon」を「amozon」と1文字だけ変えるなどです。
サイト内のリンクとしてこうした有名サイトっぽいURLが使われることがあるので注意しましょう。
3.危険なURLかチェックできる「SecUR」
ウイルス感染の危険があるURLかを調べる方法として「検索サービス」が登場しました。ただ、いきなり自身で調べて使用するのも不安があると思うので、1つだけおすすめサービスをご紹介します。
SecURLとは
URLの安全性を調べる検索サービスとしておすすめなのが「SecURL」です。
SecURLは「無料」でURLの先にあるサイトの安全性をチェックでき、高い精度でウイルスや詐欺サイトを検出できます。怪しいURLをコピペするだけと簡単にチェックできるのもポイントです。
SecURLの公式サイトはこちら
SecURでできること
SecURLは無料で使用できる検索サービスで、主に4つの機能が搭載されています。
- URLの安全度をチェック
- 仮想ブラウザで表示チェック
- サイト内のリンクのチェック
- 短縮URLの展開と解析
無料の検索サービスとは思えないほど高性能なので、怪しいURLはとりあえず検査してみましょう。
4.まとめ
無数にサイトが存在している今日、ウイルス感染のリスクがある怪しいURLもそれだけあります。しかし、怪しいURLがあるからと、それに怯えて便利なネット環境を活用しないのはもったいないです。
ぜひ、紹介した見分け方、対処法を参考にしつつ怪しいURLだけ上手に避けてください。怪しいと思ったURLはとりあえず「SecURL」で検査しておけば、危険かどうか判断できるでしょう。