インターネットの普及とともにウイルス感染の被害も増加しています。パソコンではメールやアプリ、サイトなどを通じてウイルスに感染することがあります。そんな中でウイルスに感染しないようにする対策も大事ですが、もしパソコンがウイルス感染した場合にはどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、パソコンがウイルス感染したかもしれないと思ったときにすべき行動をご紹介しつつ、パソコンがウイルスに感染したときの対処法をご紹介していきます。
- 1、パソコンがウイルス感染?まずはウイルス感染詐欺を疑う
- 2、ウイルス感染しているかも?ウイルス感染をチェック
- 3、パソコンがウイルス感染したときの対処法
- 4、まとめ
3-1、ネットワークから遮断する
3-2、ウイルス対策ソフトでウイルスを駆除する
3-3、パソコンを初期化する
パソコンがウイルス感染?まずはウイルス感染詐欺を疑う
パソコンがウイルス感染していると思った場合には、まずウイルス感染詐欺を疑う必要があります。ウイルス感染詐欺とは、実際にはウイルスに感染していないにもかかわらず「ウイルスに感染しています。」と不安をあおって料金をだまし取る詐欺です。
ウイルス感染詐欺の特徴としては、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。」と警告メッセージを表示するとともに警告音を鳴らすことで不安をあおり、強引に料金をだまし取ることです。
一見するとウイルス感染した風に見えるため、意識して対処しないと騙されてしまう危険性があります。ウイルス感染詐欺については以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ウイルス感染しているかも?ウイルス感染をチェック
ウイルス感染詐欺ではないと確認ができたら、次はウイルス感染しているかどうかチェックする必要があります。パソコンの場合にはウイルス感染しているとパソコンが再起動を繰り返したり、使っているソフトが勝手に終了するなどの症状が現れることがあります。
こうした症状がある場合にはウイルス感染していると言えますし、セキュリティソフトを導入している場合にはウイルススキャンを行うとウイルス感染しているかどうかを確認することができます。ちなみに、ウイルス感染しているかどうかの確認方法については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
パソコンがウイルス感染したときの対処法
ここからは、パソコン感染した場合の対処法をご紹介します。
ネットワークから遮断する
パソコンがウイルス感染した場合の対処法として、ネットワークから遮断する方法があります。パソコンはインターネットや家庭用WiFiなどのネットワークに接続していることが多いです。
ウイルス感染するとウイルスがパソコン内部からネットワーク環境まで広がってしまう危険性があるため、パソコンをネットワークから遮断する必要があります。
ネットワークがウイルス感染すると大変で、WiFiなどが乗っ取られると接続しているパソコンはもちろん、スマホなどの個人情報も流出する危険もあります。パソコンのウイルス感染が発覚したら直ちにネット環境から遮断することが大事です。
ウイルス対策ソフトでウイルスを駆除する
パソコンがウイルス感染してしまった場合の対処法として、ウイルス対策ソフトでウイルスを駆除する方法があります。ウイルスの感染源になったメールがあれば削除(ゴミ箱も含む)した後、ウイルス対策ソフトの指示に従いウイルスを駆除します。
しかし、必ずウイルス対策ソフトでウイルスが駆除できるわけではありません。駆除できないウイルスの場合には他の対処法を実施することになります。
パソコンを初期化する
ウイルス対策ソフトでもウイルスが駆除できなかった場合の対処法として、パソコンを初期化する方法があります。パソコンには初期化機能があるため手順に従って初期化を行うことで、ウイルスを駆除できます。
しかし、パソコン内に残ったメールやファイルなどは全て削除されてしまうため、ここまででご紹介した対処法を試した後で行うと良いでしょう。データを残したい場合には必要に応じてデータのバックアップを取る必要があります。
まとめ
ここまでで、パソコンがウイルス感染したかもしれないときのチェック方法と、対処法をご紹介しました。パソコンがウイルス感染した場合には、比較的症状が分かりやすいため早期に対処することができます。
また、パソコンがウイルス感染したときの対処法はありますが、感染したウイルスの種類によってはパソコンを初期化しなければいけない事態に陥る可能性があります。
さらに、ウイルス感染によって流出したデータは元には戻らないので、データが悪用される可能性があります。そのため、普段からパソコンがウイルス感染しないように対策をすることが大切です。もしウイルス感染してしまったら、今回ご紹介した対処法を参考にして行動してみてください。